CSR活動情報局

CSR活動の参考資料(1)

CSR活動は、いきなり始められるものでもありません。まずは参考資料を見て勉強していきましょう!どんな団体やガイドラインが出ているのか紹介します。

 

ISO26000(社会的責任のガイドライン)

 

企業のホームページを見ていて、「ISO26000(SR/CSRの国際規格)を取得しました」と書かれているのを見たことがありませんか?

 

「ISO26000」は、社会的責任を実施するうえで、組織が何にどのようにして取り組むべきかに関する手引きを提供する国際規格のことをいいます。2010年11月1日にISO(国際標準化機構:本部ジュネーブ)により発行されました。CSRだけでなく様々な組織(規模や業種は問わない)で利用できます。

 

これは、「7つの原則」「7つの中核主題」をメインに考えられています。

 

■7つの原則
説明責任、透明性、倫理的な行動、ステークホルダーの利害の尊重、法の支配の尊重、国際行動規範の尊重、人権の尊重

 

■7つの中核主題
組織統治、人権、労働慣行、環境、公正な事業慣行、消費者課題、コミュニティへの参画

 

大手企業と中小企業で実施内容は異なりますが、ともにすべての項目を考慮して行う必要があります。最近はCSR報告書で準拠したガイドラインとして定着してきているようです。

 

GRIガイドライン

 

GRI(Global Reporting Initiative)ガイドラインは、世界でもっとも多くの企業に採用されている歴史の長いガイドラインです。CSR報告書の為のガイドラインの作成・普及を目的につくられた非営利団体で、第1版は2000年に発行されました。

 

CSR報告書ガイドラインづくりを目的とする国連環境計画(UNEP)の公認協力機関で、「GRIサステナビリティレポーティングガイドライン」と呼ばれることもあります。改訂を重ね、現在は第4版まで発行されています。日本語訳は、日本財団が行いました。

 

グローバル・コンパクト

 

グローバル・コンパクトは、1999年に世界経済フォーラムにて当時国連事務総長であったコフィー・アナンが企業に対して提唱した取り組みです。主流ではありませんが、CSRガイドラインではメジャーなものです。中でも「国連グローバル・コンパクトの10原則」は有名です。

 

■国連グローバル・コンパクトの10原則
1、人権擁護の支持と尊重
2、人権侵害への非加担
3、組合結成と団体交渉権の実効化
4、強制労働の排除
5、児童労働の実効的な排除
6、雇用と職業の差別撤廃
7、環境問題の予防的アプローチ
8、環境に対する責任のイニシアティブ
9、環境にやさしい技術の開発と普及
10、強要・賄賂等の腐敗防止の取組み

 

グローバル・コンパクトは認証規格なので、「この宣言に署名する」形で加入します。そのためCSR報告書はグローバル・コンパクトの方針に沿ったものになります。主に大手企業が加入していますが、中小企業も加入できます。

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